人の気持ちや雰囲気が理解できない。自分の気持ちを表現できない。

   

自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群の子は、対人関係に問題があります。

人の気持ちがわからない。その場の雰囲気が理解できない。

相手の表情や、空気を読むことができません。

発達障害を持つ子は、人の表情や、その場の雰囲気から、相手の気持ちを読み取ることが苦手です。

これは発達障害の中でも、対人関係が苦手な自閉症や、アスペルガー症候群の傾向がある子に見られる特徴です。

自分の言ったことや行動で、相手がどう思うのかが、想像することができません。
また、相手の言ったことや行動、顔の表情などから、相手の気持ちを察することができません。

「どうして太ってるの?」
「そんなこともできないの?」
「その服は似合ってないよ。」
こんな人が嫌がることを、平気で相手に言ってしまいます。

状況判断ができずに、その場の雰囲気に合わない行動をとってしまいます。
小学校の式典で一人だけ笑い出したり、叱られてる時に笑い出したり、その場の空気が読めないのです。

具体的にどうするかを教える。

言ってはいけない言葉を具体的に教えます。

相手に失礼なことを言っても、発達障害児本人は、全く悪気がなく理解できていません。
叱っても、何が悪いのか理解できていないので、効果がありません。

「相手の気持ちを考えなさい」と叱っても、相手の気持ちが理解できないので、効果がないのです。
発達障害児本人にとっっては、何故、叱られているのかが理解できないので、余計に混乱してしまうだけです。

具体的に、どうするべきなのかを、教えてあげるのが解決策です。

人に対して「どうして太っているの?」と言った場合は、人に対して、太っているとか、背が低いとか、体型のことを言ってはいけないと具体的な、禁止することを教えます。
言ってはいけない言葉だと、シンプルに伝えるのです。
相手がどう思うのか、という、回りくどい言い方では理解できないので、シンプルな伝え方なら発達障害児でも理解できます。

小学校の式典では笑ってはいけない、とシンプルに言えば、発達障害を持つ子でも理解できます。
周囲の雰囲気に応じた行動という、抽象的な表現は、理解できません。


小学生の発達障害・知的障害の特徴
空気が読めない、人の気持ちがわからない。小学生の発達障害の特徴、具体的な改善例

自分の気持ちを表現できない。

自閉症スペクトラム障害の発達障害児は、対人関係が苦手です。

感情表現の方法がわからず、コミュニケーション能力が低いので、人との接し方がわかりません。
お友達に、自分から話しかけたり、友達の輪に参加することが苦手です。

友達から、からかわれたり、意地悪をされても、自分の気持ちを言葉や態度で表現できない子もいます。
いじめられても、いいなりになったままのこともあります。
意地悪な子の考えが理解できないので、呼ばれたり、何かを言われると、素直にいいなりになってしまいます。

具体的な言葉を教える。

自分の気持ちを表現する、具体的な言葉を教えます。

お友達と一緒に遊びたいなら、「仲間に入れて」「一緒に遊ぼう」と言う。
嫌なことをされた時は、「やめて」「嫌だ」と言う。
発達障害を持つ子には、このような、具体的な言葉を教えて、自分の気持ちを表現させましょう。

対人関係が苦手な、自閉症の傾向がある発達障害児は、お友達と一緒に遊びたくても、何と言っていいのかがわからずに、なかなか自分から切り出して話しかけられません。
嫌なことをされても、何と言って断ればいいのかわからずに、いいなりなってしまいます。

具体的な言葉を覚えると、発達障害を持つ子でも、友達に対して、自分の気持ちを表現しやくすなります。


小学生の発達障害・知的障害の特徴
お友達となじめない。小学生の発達障害の特徴

親子でじっくり会話をする。

学校での出来事などを、親子で話しましょう。

親が子供に指示するだけでは、発達障害を持つ子は、自分の気持ちを表現できるように成長することができません。

日頃から、子供の言うことを、親がしっかり聞くことが大切です。
ついつい、仕事などで忙しいと、親は子供の言うことを、聞き流してしまいます。
また、子供の話を途中で遮って、結論を勝手に決めつけたりしてしまします。

じっくり子供と向き合って、子供の言うことを聞けば、発達障害児でも、会話の成長の訓練になります。

自閉症の傾向がある子は、言葉で説明できないことを、忘れたと言って説明しなかったり、わからないと言って、それ以上説明しようとしない場合があります。
親が根気よく、子供の話を引き出すように、丁寧に会話しながら、子供の会話の成長を訓練していきましょう。

学校での出来事は、先生にも確認してみる。

学校の先生との連絡体制は、とても大切です。

子供から、学校での出来事を聞いたら、担任の先生にも、その内容を確認してみましょう。

子供が学校であった出来事の、事実を正しく説明できているかは、発達障害児本人の言うことだけでは、正確なことがわかりません。
また、子供は、嫌なことを隠したりする場合もあります。

普段から担任の先生と連絡を取れる関係を作っておけば、子供が言っていることと、担任の先生が知っていることを比較することができます。

学習参観の後に、保護者との懇談会などがあれば、その機会を利用して、担任の先生と話をすることもできます。


小学生の発達障害の特徴
小学生の発達障害の特徴、改善例、6歳〜12歳


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