改善例:物や手順にこだわる。小学生の発達障害

      2016/09/19

物や手順にこだわる。改善方法の具体例、小学生の発達障害

自分の気に入った物への執着が強い。物の置き場所、配置に強くこだわる。いつもと同じ手順にこだわる。
必ずぬいぐるみと一緒に寝る。いつも気に入った同じ服を着る。自分のお気に入りの物がないと不安になる。物がいつもと違う場所にあると不安になる。いつもと違う手順を嫌がる。このように物や手順に強いこだわりを持った子の改善方法の具体例を紹介します。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

お気に入りの代用品を見つける。

お気に入りの代わりになる代用品を見つけましょう。発達障害、知的障害の子の中には、物へのこだわりが強い子がいます。電車や自動車のおもちゃ、ぬいぐるみや人形、こだわる物は人それぞれです。当たり前ですが小学校におもちゃやぬいぐるみを持っていけません。電車の絵柄のTシャツ。自動車の模様の手提げカバン。ぬいぐるみと同じ色や手触りのタオル。このような物をお気に入りの代用品として、子供に覚えさえましょう。
お気に入りの同じ服ばかり着る場合は、色違いの物を買って着させましょう。 発達障害、知的障害の子から、こだわりの物を無理に取り上げると、不安になって落ち着かずに、いろんな悪影響がでる場合があります。代用品でちょっとずつ訓練しましょう。

置き場所を変える前に説明する。

物の置き場所が変わると、不安になって落ち着かない特徴の子がいます。「明日からぬいぐるみは、こっちの棚に置いてね」と、事前に置き場所を変える前に、障害児本人に説明をしておきましょう。何も言わずに配置を変えると泣き出す子も、事前に言っておくと安心できます。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

こだわりが強い子は、他の子が何とも思わないことに、執着します。担任の先生には、発達障害、知的障害のため、特定の物や手順にこだわってしまう特徴を理解してもらい、対応をお願いしましょう。

席替えは前日に予告する。

席替えは前日までに予告してもらいましょう。物の配置にこだわりが強い障害児にとって、席替えは大きなストレスになります。前日までに予告をしてもらい、家庭でも「明日は席替えで楽しみだね」と、子供がいい印象を持つような声かけをしましょう。

急な変更の内容を黒板に書く。

急に1時間目と2時間目が入れ替わる。その時は、黒板に変更内容を書くようにしましょう。発達障害、知的障害を持つ子は、急な変更に対応するのが苦手です。口頭で「1時間目は国語にします」とだけ言って授業を開始すると、不安で落ち着けなくなってしまいます。「1時間目は国語、2時間目は算数」と黒板に書いて、目で見て理解できると、落ち着ける子がいます。
いろんな手順を変更する時は、口頭で説明するだけじゃなく、黒板に書いて、目で見て視覚的に理解できるようにしてあげましょう。

ある程度のこだわりを認める。

障害児のこだわりを完全になくすことは難しいです。学校生活でも、ある程度のこだわりは認めてもらいましょう。担任の先生が「しょうがないね」と言って、他の子が不公平感をもたないようにしましょう。発達障害、知的障害を持つ子のこだわりを、迷惑をかけない範囲で、ある程度クラスのお友達全体で許容してもらうように、担任の先生に指導してもらいましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

これくらい我慢しろ!

変化や変更に対する感性は、人それぞれです。「これくらい大丈夫だ」「これくらい我慢しろ」と個人の感性で判断するのはやめましょう。発達障害、知的障害を持つ子は、人一倍感性が強く不安を感じます。本人がどう感じるかを、他人が勝手に判断しないようにしましょう。

強引に慣れさせる。

こだわりを解消するために、強引に慣れさせるのは、やめましょう。発達障害、知的障害を持つ子が、物や手順に強くこだわるのは、障害のためです。慣れてもダメな場合はダメなのです。慣れれば平気と、他人が勝手に判断しないでください。障害児の特性を正しく理解して、障害児本人を責めたり、非難することはやめましょう。


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発達障害・知的障害の特徴

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