発達障害とは?、親の育て方が原因ではない。周囲の支援で改善できる。

   

発達障害とは、生まれつきの個性で、日常生活が困ってしまうこと。

発達障害とは、生まれつきの個性で、日常生活が困ってしまうこと。

発達障害とは? 発達障害ってなに?

Developmental disorder:発達障害
発達障害とは、発達の過程で見られる、行動、コミュニケーション、社会への適応の障害です。わかりやすく言うと、生まれつきの個性で、日常生活が困ってしまうことが、発達障害です。
自閉症、広汎性発達障害、注意欠如・多動性障害ADHD、学習障害LD、アスペルガー症候群などの総称として、発達障害と呼んでいます。

発達障害支援法第2条では、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義しています。


発達障害の原因、親の育て方ではありません。

親の育て方、しつけ不足が原因じゃない。生まれつきの脳の構造や機能の異常が原因です。

発達障害の原因は、生まれつきの脳の構造や機能の異常

発達障害は、生まれつきの脳の構造や機能の異常が原因です。多くの遺伝的要因が関与して起こる先天的な脳機能障害で、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると考えられています。

親の育て方、しつけ不足は、原因ではありません。

発達障害は、親の育て方が原因ではありません。
親のしつけ不足が原因ではありません。親の愛情不足が原因ではありません。発達障害の原因は、親が甘やかすからでも、養育態度が悪いからでもないのです。
また、心の病気ではありません。

正確な原因は不明、ただ遺伝も原因と考えられる。

しかし、正確な原因は、まだはっきりわかっていません。

親からの遺伝も原因の一つと考えられています。しかし、必ず遺伝するわけではありません。遺伝子が同じ一卵性双生児が発達障害の場合、もう一人が発達障害をもつ割合は80%程度です。遺伝だけが発達障害の原因なら100%になるはずですが、100%にならないということは遺伝だけが原因ではないということです。

妊娠中や出産時のトラブル、環境ホルモンも原因の可能性あり。

妊娠中や出産時のトラブルなども、関係している可能性も指摘されています。環境の影響も指摘されています。環境ホルモンと呼ばれる化学物質があります。環境ホルモンが妊娠中の母親に影響することが、発達障害の原因の一つとも指摘されています。
染色体異常の病気の中には、合併症で発達障害が発生するものもあります。


発達障害は成長とともに変化、周囲の支援で改善できる。

発達障害は成長とともに変化します。

生まれつきの個性なので、成長とともに発達障害は変化する。

発達障害は、脳の発達が生まれつき通常とちょっと違っているので、小さい頃から行動やコミュニケーション障害の症状がでてきて、通常の育児に適応できないことがあります。発達障害を持つ子が成長していくと、自分自身のもつ不得意で苦手なことに気がつき、社会生活に難しさを感じることがあります。
しかし、発達障害は発達の過程が通常と違うだけで、「先天的なハンディキャップ」や「一生発達しない」のではありません。発達障害への支援のあり方によって、発達障害がハンディキャップとなるかが決まるのです。

周囲の支援で改善される。

発達障害は、周囲の支援で改善できる。大人になってからでも大丈夫。

人は誰でも、周囲の人間関係や環境から影響を受けて発達していきます。家庭の環境や学校・教育の環境、いろんな環境に影響を受け、一生涯を通して発達していきます。発達障害の人も同じです。成長とともに発達障害の人にも改善され発達していくことが多くあります。

大人になってからでも、改善できる。

小さい頃に支援が受けられず、難しい環境で育ってきた発達障害の人も、適切な支援と周囲からの理解があれば、どの年齢からであっても、改善へ進めるのです。


広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害とは?

PDD:pervasive developmental disorder
広汎性発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット障害、小児期崩壊性障害、特定不能の発達障害など、これらの総称です。
自閉症などの個別の区分に分類できない場合には、広汎性発達障害と診断されます。最近では、広汎性発達障害PDDとほぼ同じ意味で、自閉症スペクトラム障害という名称が使われています。

広汎性発達障害の症状

広汎性発達障害はいろいろな発達障害を含む総称なので、その症状も他の発達障害の症状を合わせたものです。
1. 対人関係の障害
2 コミュニケーションの障害
3. パターン化した興味や活動
などが広汎性発達障害の主な症状です。

発達障害の症状は、明確に区分できない場合もある。

それぞれの障害の種類の特徴が、少しずつ重なることも多いため、発達障害の症状のどれにあたるかを、明確に区分することができない場合もあります。また、年齢によって症状が変化することもあり、診断の時期で発達障害の種類が違う場合もあります。


小学生の発達障害の特徴


発達障害・知的障害の特徴

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