学習障害LDの特徴。読む書く聞く話すが苦手。計算、推論、算数が苦手。

   

学習障害LDとは?

Learning Disabilities
学習障害LDとは、全般的な知的発達に遅れはないのに、
・読むこと
・書くこと
・聞くこと
・話すこと
・計算すること
・推論すること

これらの能力のうち、どれか特定のものだけに著しい困難がある状態のことをいいます。

学習障害LDの人は、目や耳からの情報が脳にうまく伝わりません。耳で聞く話す障害を聴覚性LD、読み書き障害を視覚性LD、計算の障害を算数LDと呼ぶこともあります。
学習障害LDであっても、全体的な学習能力は劣ってないので、大学などへの進学も可能な場合もあります。また、学習障害LD単独の症状であれば、自分の苦手とすることが自分自身で認識できるので、自己流の方法で障害を克服している場合もあります。

学習障害LDの特徴の具体例

学習障害LDの子には、こんな特徴があります。


学習障害LDの原因

学習障害LDの原因は、はっきりとわかっていません。

中枢神経系の何らかの機能障害があると考えられています。視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではありません。

ディスレクシア

Dyslexia

ディスレクシアとは、文字の読み書きに著しい困難がある学習障害LDの一種です。

日本語では、読字障害、読み書き障害、難読症、識字障害などと呼ばれます。頭はいいけど、字が読めない特徴があると、ディスレクシアの可能性があります。
日本に比べて、英語圏ではディスレクシアが非常に多く、ハリウッド俳優のトム・クルーズ、映画監督のスティーブン・スピルバーグが自身がディスレクシアであることを告白しています。



学習障害LDの特徴の具体例

学習障害LDの具体的な特徴を紹介します。

会議で大事なことを忘れまいとメモをとりますが、本当は書くことが苦手なので、書くことに必死になりすぎて、会議の内容がわからなくなることがあります。後で会議の内容を周りの人に聞くので、周りの人から、「もっと要領よく、メモを取ればいいのに」と言われてしまいます。でも、苦手なことを少しでも楽にできるように、ボイスレコーダーを使いこなしたりと、他の方法を取り入れる工夫をすることができます。
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読むことが苦手。

学習障害LDには、音読が苦手、読むことができない特徴のタイプがありあます。

喋るのは上手なのに、読むことができません。
「多い」を「おおきい」と読む、「痛い」を「かゆい」と読む。似たような意味の言葉に置き換えて適当に読む、勝手読み、適当読みをする。「食べそうだった」を「たべそうでした」と読む。文末の勝手読み、文末の適当読み。

たまに1行読み飛ばす。読んでるうちに、文字や行を飛ばして読む。
文字を1字ずつ読む。逐次読みをする。「朝顔が咲く」を「あ、さ、が、お、が、さ、く」と逐字読みをする。
単語の途中で区切って読む。「朝顔が咲く」を「あさが、おがさ、く」と読む。
「きゃ、しゃ、ちゅ」といった拗音、小さい「っ」の促音がある文字を読めない。「は」と「ほ」、「め」と「ぬ」のように似た字を読み間違えることが多い。
うまく区切って読めない。読み間違う。読み飛ばす。読むことが苦手な学習障害LDの特徴です。

書くことが苦手。

学習障害LDには、書くことができない特徴のタイプがあります。

文字が書けない。漢字が書けない。「め」と「ぬ」を書き間違える。1行の文字の大きさがバラバラになる。左右反転の鏡文字になる。文章を書けない。黒板をノートに写せない。
会話や読むことができても、書くことができない学習障害LDの特徴です。

聞くことが苦手。

学習障害LDには、うまく聞くことができない特徴のタイプがありあます。

誰かが話していることを聞き取れない。聞き間違いが多い。文章の読み書きはできるのに、聞くことができない。耳からの情報がうまく脳に伝わらなくて、聞くことが苦手な学習障害LDの特徴です。

話すことが苦手。

学習障害LDには、話すことができない特徴のタイプがあります。

会話で自分が話す時に、うまく言葉がでなくて、会話ができない。相手の話を聞いて理解できるのに、自分が話すことができない。自分の考えを伝えることができない。頭で考えていることを言葉にして、話すことが苦手な学習障害LDの特徴です。

計算、推論、算数が苦手。

学習障害LDには、算数ができない特徴のタイプがあります。

計算ができない。図形の問題ができない。推論が苦手で、時計や物差しの目盛りが読めない。算数、計算や推論ができない学習障害LDの特徴です。


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