数字や駅名を暗記、物や手順に強くこだわる。小学生の発達障害の特徴、具体的な改善例

      2017/09/08

手順や物に、こだわりが強い、好きなことだけ暗記力がすごい。発達障害児の特徴です。

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発達障害の特徴、具体例。

数字や駅名を暗記している。

ものの名前や数字など、自分の興味があることを、異常なほど記憶している。こだわりがあるものの記憶力がすごい。これも発達障害児の特徴の一つです。

  • 昆虫や動物、魚の名前
  • 人の誕生日を記憶している。
  • 電車の駅名を記憶している、
  • カレンダーの曜日を記憶している。
  • 数字の羅列を覚えている。

特定の自分が興味を持つことだけには、異常に記憶力がよくて周囲の人を驚かせます。

手順に執着する。

自分がやることの手順に強く執着する。手順にこだわり、何かの順番が変わることを嫌う。これも発達障害児の特徴の一つです。
朝起きてやることの順番、着替えをしてからご飯を食べるという順番などを、一旦覚えてしまうと、同じ手順でやることに執着します。いつもと違う順番になることを、極端に嫌がる特徴があります。

物に執着する。

自分の気に入った物への執着が強い。物の置き場所、配置に強くこだわる。いつもと同じ手順にこだわる。これも発達障害児の特徴の一つです。

  • 必ずぬいぐるみと一緒に寝る。
  • いつも気に入った同じ服を着る。
  • 自分のお気に入りの物がないと不安になる。
  • 物がいつもと違う場所にあると不安になる。

うちの子の場合は。
(広汎性発達障害、軽度知的障害児)

うちの子は、自動車のナンバーを暗記してます。

わたしの子供も特定のこと暗記している特徴があって、自動車のナンバーを覚えています。近所の車や、学校の先生の車のナンバーを、ほとんど覚えています。一度だけ乗ったタクシーのナンバーまで覚えているので、驚きます。
たまにうちの子が、自動車のナンバーを言い当てるのを聞くと、この記憶力をちょっとでも勉強に活かしてくれたらって思います。

あと、旅行に行ったときに通った電車の駅名を覚えています。バスに乗ったら、しばらくはバスの車内放送を覚えていて、その車内放送を繰り返し同じことをブツブツ言っています。

そして、うちの子も、手順にこだわる特徴がありますが、そんなに極端な執着ではありません。朝起きたらテレビをつけて、天気予報を必ず見ます。学校に行く前に、必ず給食の献立を確認します。

困ることは?、人の気持ちや、空気が読めない。

人から気味が悪いと思われる。状況に応じて手順を変えられないと困ります。

自分の世界に入り込み、独り言をブツブツ言いながら、繰り返し同じことを言っている場合があります。本人は自分の好きな事をやっているのですが、周りの人が見ると、気味が悪く感じてしまうので困ります。

自分が決めた手順に執着して、状況によって順番を変えられないと困ります。周りのお友達にもそれを押し付けると、嫌がられます。

人の気持ちや、空気が読めない。その原因は?

暗記できるのは、記憶力が良い。執着するのは、こだわりが強く、判断力が弱いのが原因です。

興味を持った好きなことを覚えているのは、記憶力、暗記力が優れているのが原因です。特定のことだけとは言え、発達障害児が持つ驚異的な能力です。

手順に執着するのは、こだわりが強く、状況によって、変化に対応する判断力が弱いのが原因です。

発達障害児の、いいところは伸ばそう。

発達障害児は、人が驚くくらい暗記して、天才少年、天才少女と言われる場合もあります。この能力をうまく活用すれば、すごくいい特徴になります。

  • 数学者のアイザック・ニュートン。
  • 物理学者のアルバート・アインシュタイン。
  • 発明家のトーマス・エジソン。

こんな歴史的偉人も発達障害だったそうです。

そして、手順にこだわるのは、決まりをしっかり守るという、いい面でもあります。発達障害は、悪いことばかりじゃありません。

物や手順に強くこだわる。改善方法の具体例、小学生の発達障害

障害で、物や手順に強いこだわりを持った子の改善例を紹介します。

発達障害児のこだわりには、いいところもあります。全部をやめさせる必要はありません。周囲のちょっとした支援で、その能力が活かせるのです。

こだわりで迷惑をかけないために、家庭でやること。

お気に入りの代用品を見つける。

お気に入りの物の、代わりになる代用品を見つけましょう。
大好きな、おもちゃ、ぬいぐるみ、当たり前ですが小学校に、おもちゃやぬいぐるみを持っていけません。
好きな物と、同じ絵柄のTシャツ。同じ模様の手提げカバン。ぬいぐるみと同じ色や手触りのタオル。このような物を、お気に入りの代用品として、子供に覚えさえましょう。

お気に入りの同じ服ばかり着る場合は、色違いの物を買って着させましょう。発達障害、知的障害の子から、こだわりの物を、いきなり無理に取り上げると、不安になって落ち着かずに、いろんな悪影響がでる場合があります。代用品でちょっとずつ訓練しましょう。

置き場所を変える前に説明する。

物の置き場所が変わると、不安になって落ち着かない特徴の子がいます。
「明日からぬいぐるみは、こっちの棚に置いてね」と、事前に置き場所を変える前に、障害児本人に説明をしておきましょう。何も言わずに配置を変えると泣き出す子も、事前に言っておくと安心できます。

こだわりで迷惑をかけないために、学校に期待すること。

障害のことを先生にお願いしましょう。

発達障害児への配慮

こだわりが強い子は、他の子が何とも思わないことに、執着します。担任の先生には、発達障害、知的障害のため、特定の物や手順にこだわってしまう特徴を理解してもらい、対応をお願いしましょう。

ある程度のこだわりを認める。

障害児のこだわりを完全になくすことは難しいです。学校生活でも、ある程度のこだわりは認めてもらいましょう。
担任の先生が「しょうがないね」と言って、他の子が不公平感をもたないようにしましょう。
発達障害、知的障害を持つ子のこだわりを、迷惑をかけない範囲で、ある程度クラスのお友達全体で許容してもらうように、担任の先生に指導してもらいましょう。

席替えは前日に予告する。

物の配置にこだわりが強い障害児にとって、席替えは大きなストレスになります。席替えは前日までに予告してもらいましょう。家庭でも「明日は席替えで楽しみだね」と、子供が席替えに対して、いい印象を持つような声かけをしましょう。

急な変更の内容を黒板に書く。

急に1時間目と2時間目が入れ替わる。その時は、黒板に変更内容を書いてもらいましょう。
発達障害、知的障害を持つ子は、急な変更に対応するのが苦手です。口頭で「1時間目は国語にします」とだけ言って授業を開始すると、不安で落ち着けなくなってしまいます。「1時間目は国語、2時間目は算数」と黒板に書いて、目で見て理解できると、落ち着ける子がいます。
いろんな手順を変更する時は、口頭で説明するだけじゃなく、黒板に書いて、目で見て視覚的に理解できるようにしてもらいましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

障害児に効果なし。

これくらい我慢しろ!

変化や変更に対する感性は、人それぞれです。「これくらい大丈夫だ」「これくらい我慢しろ」と個人の感性で判断するのはやめましょう。
発達障害、知的障害を持つ子は、人一倍感性が強く不安を感じます。本人がどう感じるかを、他人が勝手に判断しないようにしましょう。

強引に慣れさせる。

こだわりを解消するために、強引に慣れさせるのは、やめましょう。
発達障害、知的障害を持つ子が、物や手順に強くこだわるのは、障害のためです。慣れてもダメな場合はダメなのです。慣れれば平気と、他人が勝手に判断しないでください。障害児の特性を正しく理解して、障害児本人を責めたり、非難することはやめましょう。


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