改善例:字がきたない。小学生の発達障害

      2016/09/19

字が汚い。改善方法の具体例、小学生の発達障害

字を書くのが苦手で、字がきたない。鉛筆を上手く使えない。漢字を正しく書くことができない。字の大きさがバラバラで、マス目からはみ出す。鏡文字でひらがなを書く。発達障害、知的障害を持つ子には、極端に字が汚い子がいます。

字を書くための脳の機能が、発達障害、知的障害のため弱いのが原因です。字を書く時には、文字の形を正確に思い出す、書き順を思い出す、文字を書く位置を確認する、鉛筆を手で動かす、書いている途中の文字を見ながら次に書く位置を決める、文章全体のバランスを考えて書く。

このように、いろんな機能が上手く働いて文字がかけるのですが、障害によって何か一部の機能に問題があると、上手く書けずに、字が汚くなってしまいます。発達障害、知的障害を持つ子が、字をきれいに書くための改善方法の具体例を紹介します。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

丁寧に字を書かせる。

字が汚い子には、ゆっくりと、丁寧に字を書かせるようにしましょう。字を書くのが苦手な子には、字を丁寧に書く気がない少ない場合があります。まずは、障害児本人が丁寧に字を書くことを意識することが大切です。発達障害、知的障害で字が汚いと、字を書くことが障害児にとってストレスになります。字を書くのは苦手で嫌だから、さっと早く書いて終わらせたい気持ちになってしまいます。そうすると、自分の書いた字が読めずに、もっと字を書くことが嫌になります。 ゆっくりと丁寧に書いて、自分の書いた字が読めるという経験を積ませていきましょう。

大きいマス目で練習する。

家庭での字の練習では、マス目の大きい補助線付きのノートで練習させましょう。小学1年生が使用する8マスの国語のノートは、マス目が大きく補助線も付いています。学年が上がるとマス目が小さくなり、縦線だけのノートになります。バランスよく字を書く練習には、補助線入りのマス目が適しています。漢字の偏や冠などの部分の、バランスがとりやすくなります。発達障害、知的障害で字が上手く書けない子には、字の練習用に大きなマス目のノートを使いましょう。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

学校では授業中に黒板を写したり、連絡事項を連絡帳に書いたり、字を書く場面はいっぱいあります。字が汚いと先生に提出する宿題やテストでも困ってしまします。学校では字を綺麗に書くための個別指導は期待できませんが、障害で上手く字が書けないことを先生に理解してもらい、配慮をしてもらうように相談しましょう。

ゆっくり時間をかけて書かせる。

学校では、ゆっくり時間をかけて書かせるように、先生にお願いしましょう。学校の授業は時間が限られています。発達障害、知的障害で字が上手く書けない子は、クラスの他の子と比べると、字を書くのに時間がかかります。障害児本人もクラスの他の子と同じように、速く書きたい気持ちがあります。黒板を書き写すときに時間が少ないと、字が汚いのに速く書いて、自分でも読めない字になってしまいます。休み時間に黒板を書き写したりできるような配慮を、担任の先生にはお願いしましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

急がせる。

字が上手く書けない子に、急がせて速く書かせると、もっと字が汚くなります。字を書くのが苦手で時間がかかる子を、急がせるのは止めましょう。急かすのではなく、ゆっくり丁寧に書かせるようにしましょう。

練習不足と叱る。

字の間違いや、字が汚いことを、練習不足と叱っても効果がありません。発達障害、知的障害を持つ子は、障害のために、字が上手く書けないのです。人より多く練習しても、上手く書けずに困っているのは障害児本人なのです。悩んでいる障害を持つ子を叱るのではなく、上手く字が書けるような方法を考えましょう。


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発達障害・知的障害の特徴

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