自閉症スペクトラム障害とは?

      2016/09/19

自閉症スペクトラム障害とは?

ASD:Autistic Spectrum Disorder
自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などを同じ障害と捉えて、自閉症スペクトラム障害(ASD)と呼びます。スペクトラムとは連続といった意味です。
以前は、自閉症とアスペルガー症候群は、別の障害とわけて考えられてきました。この自閉症とアスペルガー症候群を、本質的には同じ連続している障害という考えが、最近では多くなってきました。

広汎性発達障害PDDと、ほぼ同じ意味です。

自閉症スペクトラム障害は、広汎性発達障害PDDとほぼ同じ意味になります。広汎性発達障害という名称では、障害のイメージがわからないという意見もあるため、最近では自閉症スペクトラム障害という呼び方が増えてきています。

自閉症スペクトラムの診断基準

自閉症スペクトラム障害の診断は以下の3つの基準で行います。

1.対人関係の形成が難しい「社会性の障害」
2.会話が苦手な「言語コミュニケーションの障害」
3.想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う「想像力の障害」

この3つの障害がみられる場合は、自閉症スペクトラム障害と診断されます。

知的障害の有無は関係ない。

自閉症スペクトラムの診断には、知的障害の有無、言語能力の高低は、関係ありません。
・知的障害の有無は関係ない。
・会話などコミュニケーション能力の高低は関係ない。

自閉症スペクトラムに含まれる障害

・自閉症(知的遅れが伴う)
・高機能自閉症(知的遅れ無)
・アスペルガー症候群(知的遅れ無、言語能力高い)
このように自閉症スペクトラム障害は、知的障害の有無、言語能力の高低がみられる障害の連続した総称となっています。この他にも、レット障害、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害も、自閉症スペクトラム障害に含まれます。

自閉症スペクトラム障害とほぼ同じ意味の「広汎性発達障害」

自閉症スペクトラム障害に含まれる「自閉症」と「アスペルガー症候群」

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