改善例:人の気持ちや空気が読めない。小学生の発達障害

      2016/09/19

人の気持ちや空気が読めない。改善方法の具体例、小学生の発達障害

人の表情から気持ちを察することが苦手。相手が傷つくことでも、思ったことを何でも言ってしまう。いわゆる空気が読めない。
発達障害、知的障害の子の中には、お年寄りに「しわくちゃだね」、太っている人に「太ってるね」と、思ったことを何でも言って、相手がどう思うか想像ができない子がいます。そのため、お友達とうまくコミュニケーションができずに、困っている子がいます。相手の気持ちを考えるように改善する方法の具体例を紹介します。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

本の読み聞かせで気持ちを考える。

絵本の読み聞かせ、国語の教科書の音読などで、親子で登場人物の気持ちを考えましょう。発達障害、知的障害を持つ子と一緒に本を読んで、子供に「この人はどう思った?」と質問しましょう。悲しかったと思う、嬉しかったと思う、といった人の気持ちを考えて、親子で話し合いましょう。

テレビやビデオで人の表情を考える。

親子でテレビやビデオを見ながら、人の表情から気持ちを考えてみましょう。アニメより、実際の人間の方が、表情から気持ちを察する訓練になります。テレビの子供番組はアニメが多いので、レンタルショップのDVDを探すと子供向けの実写があります。
大人が考えているより、子供は大人向けの番組を好みます。発達障害、知的障害があっても、その傾向があります。子供と一緒に見ても大丈夫と思う昔のドラマのDVDを借りてきて、試しに見てください。今放送している大人向けのドラマは、子供と一緒に見るのがふさわしくない内容の可能性があります。親が昔ハマったドラマの方が無難で、親子で楽しめると思います。親が楽しく見て、親子で会話をすれば、子供にも楽しさが伝わるものです。

親が自分の気持ちを言葉で伝える。

親が感じている気持ちを、言葉で子供に伝えるようにします。悲しいときは「お母さん悲しいのよ」、怒ったときに「怒ったよ」、感情的に接するのではなく、気持ちを言葉で伝えて障害を持つ子が理解できるようにします。発達障害、知的障害を持つ子に実際に思っている気持ちをダイレクトに言葉で伝えられるのは、親だけです。感情的に怒ったりせず、人の気持ちの理解が苦手な障害児ために、言葉で理解させましょう。

言ってはいけない言葉を教える。

太っている。しわがある。かっこ悪い。相手が言われたくない言葉を、事前に子供に教えて、言わないようにさせます。体型のこと、顔のこと、人が嫌がる言葉を教えて言わせない。「お母さんも言われたら嫌だよ」と、人が嫌がる言葉があると理解させましょう。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

相手の気持ちを考えずに発言する、空気が読めないのは、障害が原因で、障害児本人には悪気がないことを、学校の先生に理解してもらいましょう。

先生に理解してもらう。

お友達が嫌がる発言、場違いな発言をするのは、障害が原因だと、先生に理解してもらいましょう。発達障害、知的障害を持つ子は、人の表情から気持ちを察することが苦手です。相手が嫌がることを言うのは、障害児本人に悪気はないことを、まず先生に理解してもらいましょう。

お友達の気持ちを言葉で説明する。

「今お友達は悲しいのよ、謝ろうね」と、先生にお友達の気持ちを言葉で説明してもらいましょう。発達障害、知的障害の子は、相手の表情から気持ちを感じるのが苦手です。先生から言葉で相手が考えていることを説明してもらえるように、お願いしましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

人の気持ちを考えろと叱る。

「人の気持ちを考えろ!」、こう叱っても効果がありません。発達障害、知的障害の子は、人の気持ちを考えられないから困っているのです。「お友達が悲しんでるよ」と、相手がどう思っているのかを、言葉で伝えるようにしましょう。

なぜ?どうして?そんなこと言うの?

「なぜ?」「どうして?そんなこと言うの?」障害児本人になぜかと非難しても、本人には理解できません。人の気持ちを考えることが、最も不得意なことなので、障害児本人に悪気はないのです。「お友達が怒っちゃったから謝ろうね」と、相手がどう思ったかを教えてあげましょう。


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発達障害・知的障害の特徴

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