改善例:勝手に喋り、会話が苦手。小学生の発達障害

      2016/09/19

勝手に喋り、会話が苦手。改善方法の具体例、小学生の発達障害

人の話を聞かずに、自分だけ喋る。授業中に勝手に発言する。私語が多い。一方的に話して、みんなに迷惑をかける。
発達障害、知的障害の子は、上手く状況を判断できません。そのため、突然発言してしまう、一方的に発言してしまう、状況判断ができないのです。
人との会話の訓練方法、一方的に喋らないように改善方法の具体例を紹介します。家庭で子供との会話を楽しみながら訓練をしましょう。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

お喋り禁止タイムをつくる。

家庭で子供が好き勝手に発言できないお喋り禁止タイムをつくりましょう。「今は静かに聞いていてね」と子供に伝えて、夫婦二人で会話をする。その途中で会話に割り込んできたら、「今は聞いてね」と静かに人の会話を聞く訓練をしましょう。兄弟がいる場合は、親と別の兄弟の会話を、静かに障害児に聞かせましょう。一方的に話すことを我慢する訓練になります。

子供との会話で聞く役と話す役を切り替える。

「今からお母さんが聞くね」と言って、子供に質問をします。子供からは質問の回答だけをさせて、それ以外のお喋りはさせません。次に「今度はお母さんに聞いたり喋っていいよ」と言って、子供に好きに質問やお喋りをさせます。このように、聞く役と話す役を交代して、一方的にしゃべるのではなく、相手の話もちゃんと聞く訓練を行います。発達障害、知的障害を持つ子は、自分が好きに喋れないと、他人の話に興味がなくなったりしますが、人の話を聞く大切さを教えましょう。

相手の顔を見て会話をさせる。

家庭で会話をする時に、必ず相手の顔を見て話をさせましょう。障害児は相手のことを考えずに、一方的に喋ってしまう特徴があります。まず相手の顔の表情をしっかり見て会話をさせる訓練をしましょう。話す相手を見ることは、会話のマナーでもあります。しっかり習慣づけましょう。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

私語が多く勝手に発言する子は、授業の迷惑になります。担任の先生にとっても負担になっているので、一緒に問題を解決できるように、よく話し合って希望を伝えましょう。

静かにする合図を決める。

人差し指を立てて口にあてる「しっ」のポーズ、これでクラス全員が静かに先生を見る。このようなルールを決めましょう。サインは「静かに!」と書いたプラカードでも何でも構いません。クラス全員が静かにする合図を先生に決めてもらいましょう。発達障害、知的障害の子も、先生からの合図でクラス全員が静かになると、今は自分も静かにしなきゃと理解しやすくなります。

勝手な発言を認めない。

授業中に勝手に発言させず、必ず手をあげさせます。障害児本人に、手をあげたら、発言させてもらえると理解させるようにします。障害児だからと特別扱いして、授業中の勝手な不規則発言を認めないようにしましょう。障害児以外の他の子は、特別扱いをずるいと感じます。障害児本人にとっても勝手に発言して認められると、改善する機会がなくなり、いいことがありません。授業中の勝手な発言には、「手をあげてから」と毅然とした対応をしてもらいましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

特別扱いする。

家庭での親子の会話で、一方的なお喋りをさせるなどの特別扱いはやめましょう。子供は親と会話をしながら、会話の方法を覚えていきます。普段の親子の会話の中で、一方的なお喋りをやめさせて、会話のマナーを教えましょう。
また、学校の先生にも、私語や授業中の勝手な発言は、障害児だからと特別扱いせず、正しいルールを守るように指導してもらいましょう。甘やかせるのは、障害児本人のためになりません。

厳しく叱る。

発達障害、知的障害の子が、会話が苦手で、授業中に勝手な発言をするのは障害のためです。目立とうとか、ふざけてるわけじゃないので、一度厳しく叱っても、改善されません。かと言って、甘やかすのもよくありません。どうせ障害だから、言っても無駄だと諦めると、全く改善されません。家庭でも学校でも、厳しすぎず、甘やかせず、繰り返し何度も根気よく指導していきましょう。


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