改善例:体育、運動が苦手。小学生の発達障害

      2016/09/19

体育、運動が苦手。改善方法の具体例、小学生の発達障害

運動が苦手で、運動神経が悪い。体操の動きが不自然、なわとびやボール運動や鉄棒ができない、まわれ右ができない、ダンスができない。発達障害、知的障害を持つ子の中には、極端に運動が苦手な子がいます。ボールを受け取るには、目で見たボールが飛んでくる視覚情報から、身体に指令をだして手足を動かしボールをつかみます。発達障害、知的障害を持つ子は、感覚からの情報をもとに身体を動かす脳の構造が弱く、運動が上手くできません。障害児が運動音痴を克服するための、改善方法の具体例を紹介します。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

体を動かす遊びをやる。

お手玉、けん玉、旗揚げゲーム、背中に書いた文字あてゲーム、体を動かすゲームをやりましょう。子供と一緒に親子で遊べば、楽しみながら障害児の感覚を鍛えられます。楽しく毎日続けることが大切です。

家の中で運動をする。

 家の中で軽い運動をしましょう。布団で"でんぐりがえし”やマット運動をやる。朝起きてからや、勉強の合間でラジオ体操をやる。日常生活のちょっとした時間で体を動かすようにします。親子で一緒に運動を楽しみましょう。

家族で公園で運動する。

天気がいい休日は、家族で公園に行って運動しましょう。発達障害、知的障害を持つ子に、「運動しなさい!」と言っても、どうしたらいいかわからないので、運動ができるようになりません。親子や家族で一緒に運動することで、障害児は体の動かし方を目で見て少しずつ少しずつ覚えていきます。運動の内容は楽しければ何でも構いません。ボール投げ、なわとび、鉄棒などの運動をやる。ぶらんこ、ジャングルジムなどの遊具遊びでも、体の感覚が鍛えられます。

小さい目標を達成して褒める。

発達障害、知的障害を持つ子は、いきなり運動ができるようにはなりません。ちょっとずつ、ちょっとずつ、できるようになります。最初から無理な目標設定をせずに、小さい目標を設定して、少しずつ目標を達成していきましょう。そして目標を達成したら、いっぱい子供を褒めてあげましょう。障害児はできないことが多く、自身を失いがちです。目標を達成して褒めること、これが障害児にとって効果的な方法です。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

運動が苦手な障害児は、学校の体育の授業ではクラスの他の子と同じ内容はできません。他の子が簡単にできることが、発達障害、知的障害を持つ子はできません。障害のために、上手く体を動かすことができないことを、先生とよく相談して、サポートを受けられるようにしましょう。

他の子に邪魔をさせない。

運動が苦手な子が一生懸命頑張っている時に、他の子に邪魔をさせないようにしましょう。障害児が失敗した時に、笑ったりからかったりさせない。障害児が躊躇してる時に、順番抜かしをさせない。運動ができない子の頑張りの邪魔は、絶対にさせないようにしましょう。

運動を補助してあげる。

マット運動で転がるように押してあげる。鉄棒の逆上がりで、お尻を押し上げてあげる。発達障害、知的障害で運動ができない子を、体育の授業で特別扱いして他の子と別なことをやらせるより、先生に補助をしてもらいながら他の子と同じ事をやらせましょう。障害児を特別扱いすると、他の子が不公平感を持ってしまいます。なるべく同じ事をやらせて、みんなで手助けしてあげる雰囲気が大切です。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

ひとりで練習させる。

障害で運動が苦手な子に、ひとりで練習をさせてもできるようになりません。運動ができないのは、練習不足や努力不足ではなく、発達障害、知的障害が原因なのです。指導を投げ出して障害児にひとりでやらせずに、どんなトレーニングが効果的かを考え指導していきましょう。

できないことを叱る。

「なぜできない!」と叱る。「頑張ればできる!」と叱る。「やる気がない!」と叱る。発達障害、知的障害で運動ができない子は、障害が原因で運動ができないのです。頑張っても、やる気があっても、すぐにはできるようになりません。なぜできないのか、障害だからです。無駄に叱るのではなく、障害児が必要としているサポートをしましょう。


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発達障害・知的障害の特徴

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