改善例:工作が苦手、絵が下手。小学生の発達障害

      2016/09/19

工作が苦手、絵が下手。改善方法の具体例、小学生の発達障害

手先が不器用で工作がまともにできないくらい苦手。絵がぐちゃぐちゃで何を描いているかわからないくらい下手。発達障害、知的障害を持つ子には、工作や絵を描くのが苦手な子がいます。障害のため、手先の感覚が弱く、指を細かく動かすことができません。
絵を描くときには、目で見てイメージした通りに手を動かせず、輪郭などを思う通りに描くことができません。作業の途中で集中力が途切れて、仕上がりが雑になる子もいます。手先は器用なのに、絵や工作の作品をイメージする想像力が弱いため上手くできない子もいます。発達障害、知的障害を持つ子が、絵や工作を上手くできるような改善方法の具体例を紹介します。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

昔遊びをさせる。

障害児には昔遊びをさせましょう。けん玉、お手玉、折り紙、紙飛行機、あやとり。昔ながらの遊びで指先の感覚が鍛えられ、遊んでいるだけで集中力が高まり、脳を活性化させます。部屋の中で遊べて、指先や手先の動き、体の動き、リズム感が鍛えられます。親子で楽しめるので、子供と一緒に遊んでみましょう。

粘土で遊ばせる。

粘土遊びは指先の感覚を養うのに効果的です。粘土をちぎったり、粘土をこねて丸めたり、粘土を伸ばしたり叩いたり、いろんな動きの練習になります。粘土で遊ぶと部屋が汚れますが、障害児にとって指先の力加減の感覚を育てる大切な遊びです。いろんな形をイメージする想像力を鍛える練習にもなります。家庭では好きなだけ粘土で遊ばせてあげましょう。

いつでも色鉛筆、工作道具を使わせる。

いつでも色鉛筆やクレヨン、ハサミやのり、紙をいつでも子供が好きな時に使えるように準備しておきましょう。絵や工作が苦手な子に、無理にやらせると、嫌がります。障害児本人がやる気になった時に、すぐにできるようにお絵描き道具と工作道具は、いつも準備しておいておきましょう。目の前に道具があると、自然と興味がでてきます。自発的に障害児本人がやり始めるように、子供の目につく所に置いておきましょう。

料理を手伝わせる。

子供に料理を手伝わせて、親子で一緒に料理をしましょう。子供に包装をハサミで切って開けさせる。野菜を洗う。ピーラーで皮むきをさせる。スプーンで調味料を計量させる。包丁で食材を切らせる。包丁を使うと手を切る心配はありますが、怪我を心配しすぎず、何でも子供にやらせてみましょう。過保護にならず、怪我をするのも訓練と考えましょう。子供も自分が作った料理は、美味しく食べられるものです。好き嫌いもなくなるかもしれません。親子で楽しみながら一緒に料理をしてみましょう。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

学校の図画工作の授業で、障害を持つ子の進み具合が遅いと、先生に迷惑がかかります。担任の先生に、適切なサポートをしてもらえるように、よく相談しておきましょう。

できないところを手伝う。

工作や、絵を描くことで、障害児ができない部分だけを先生に手伝ってもらいましょう。絵を描く時に、輪郭は描けないけど、色塗りはできる子なら、先生に輪郭を描くのを手伝ってもらう。できないことに時間をかけても、障害を持つ子はすぐにできません。上手く進めないポイントで、先生に適切に手伝ってもらって、先に進めるようにしましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

言葉だけで指示する。

「まるく線を描いて」「まっすぐに切って」言葉で指示しても、障害を持つ子は上手くできません。発達障害、知的障害を持つ子は、障害のため上手く絵を描いたり、道具を使うことができないのです。言葉だけで指示しても、どうやったらいいのか理解できず、先に進むことができません。できないところは、まずやって見せてあげてましょう。

ダメだしをする。

できた作品をダメだしするのは、やめましょう。色が悪い、形がおかしい、高さが揃っていない。もっと上手になるようにアドバイスするのは大切ですが、発達障害、知的障害を持つ子は、不器用でも頑張って作っています。障害児の自尊心を傷つけるような、批評をするのはやめましょう。出来あがった作品は、どんなものであっても子供が頑張って作ったものです。褒めてあげましょう。


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発達障害・知的障害の特徴

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