文章の理解力がない。小学生の発達障害の特徴、具体的な改善例

      2017/09/10

文章の理解力がない。文章を読んで内容を理解することができない。発達障害児の特徴です。

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文章の理解力がない。小学生の発達障害の特徴、具体例。

おしゃべり、会話はできるけど、本に書いている文章になると、内容が理解できていない。
会話では「お腹が空いた」と話したり、聞いたりして、理解できるのに、「おなかがすいた」という文章を読んでも意味が理解できない。
こんな特徴があります。
書いている文字を、言語として理解することができないのです。

会話ができるのに、読むことができない。学習障害LDの可能性があります。


学習障害LDの特徴
学習障害LDの特徴。読む書く聞く話すが苦手。計算、推論、算数が苦手。

うちの子の場合は。
(広汎性発達障害、軽度知的障害児)

うちの子も、文章の理解力はとっても弱い特徴があります。

うちの子も、文章の理解力はとっても弱い特徴があります。そして、言語全般が苦手です。
算数の計算は比較的できるのですが、文章問題が全くダメです。

本読みでは、なんとなく意味がわかっているようなのですが、国語のテストの内容などは全く理解できません。算数の文章問題の意味を理解することもできません。

文章を読んで理解する力が弱いと、筆記試験では散々な結果になってしまします。文章の理解力がないのは困った特徴です。

困ることは?、文章の理解力がない。

文章が理解できないと、勉強ができない。大人になっても、日常生活でも困ります。

学校の授業では、先生が話している内容は理解できても、教科書に書いている文章の意味を理解できない。
教科書や本を読んで文章を理解することができない特徴があると、学校での勉強ができません。

算数の計算はできても、書いていることの意味が理解できないので、文章問題ができない。

会話はできる子で、文章の理解力だけがないと、周囲からは何故理解できないのかわからないので、支援してもらえません。

文章の理解力がない。その原因は?

発達障害児の文章の理解力がない原因は、3つ考えられます。
  • 1、知的障害が原因
  • 2、視覚が原因の読字障害
  • 3、聴覚が原因の読字障害

まず、発達障害の子が、文章の理解力がない原因として、知的障害が考えられます。
発達障害と知的障害は、同時に発生することも多くあります。
計算などの分野では、知的な遅れがなくても、言語分野に知的障害があることも考えられます。

読字障害と、学習障害LD

学習障害LDの一つが、読字障害です。

人との会話などでは、知的能力は高く、知的障害がない場合には、読字障害が原因です。
読字障害は英語で「ディスレクシア」と呼ばれ、特定分野の学習だけが苦手な、学習障害LDに含まれます。

読字障害には、視覚が原因となる場合と、聴覚が原因となる場合があります。
脳が眼球の動きをコントロールできずに、文字を文字として認識できないのが、視覚が原因の読字障害です。

そして、聴覚が原因の読字障害です。
文字は「読み」と結びついて、言語となっています。
耳で聞いた音声を、脳が言語と認識できないと、文字の読みにも影響がでてきます。

文章の理解力がない。改善方法の具体例、小学生の発達障害

発達障害、知的障害を持つ子が、文章を理解するための改善例を紹介します。

まずは、確実に文章を読む工夫をする。

文字を視覚で認識することが苦手な子の場合は、たくさんの文字が同時に目に入ると、どこから読み始めるか、次にどこを読むのかが、わからなくなります。

まずは、発達障害児が、確実に文章を読めるような工夫をしましょう。

単語を◯で区切って読む。

LD・読字障害の特徴

単語を丸で囲むと、一つのまとまりとして、認識しやすくなります。

この方法は、

  • 文章の区切りがわからなくなる。
  • 1文字ずつ逐字読みをする。

こんな特徴の子に効果があります。

定規で次の行を隠しながら読む。

LD・読字障害の特徴

文章を読む時に、筆箱の中に入っている定規・ものさしを使います。
次に読む行を、定規で隠しながら読むと、今読んでいる行、今読んでいる部分がわかりやすくなります。

定規がない時には、読んでいる文字を、指でなぞりながら読むようにしましょう。

この方法は、

  • 文字を飛ばして読む。
  • 行を飛ばして読む。
  • どこを読んでるかわからなくなる。

こんな特徴の子に効果があります。

文字では、イメージが思いつかない子には、写真や言葉で補助する。

文章を読んで文字だけの情報では、どうしてもイメージが思いつかない発達障害児もいます。そんな子には、文字の視覚情報だけでなく、文字以外の視覚情報、聴覚の情報などを、上手に取り込むことで、文章を理解する助けにしましょう。

マンガや読み聞かせ、文字以外の補助的な情報も効果がありあます。

マンガ、写真、絵カードで、文章の内容を理解させる。

文章の内容を、写真や絵カードを見ることで、理解させます。

「狩人」と「イノシシ」、この2つの写真や絵カードを見ると、
「知り合いのかりゅうどにさそわれて、イノシシがりに行きました。」
この文章が理解できるようになります。

大人でも、マンガなら内容を理解しやすいですよね。
写真やイラストなどの視覚情報で、文字の認識が苦手な発達障害児も、文章の内容が理解できる場合があります。

誰かが、一度文章を読んで聞かせてあげる。

初めて読む文章の場合には、その文章を誰かが読んで聞かせてあげます。
文章の内容を、耳で聞くことによって、聴覚的な情報から、文章の内容が理解できるようになります。

この方法は、会話ができるけど、文章を読むのが苦手な学習障害LDの子に効果的です。

ハリウッド俳優のトムクルーズは、読字障害ディスレクシアです。台本が読めないので、台本を読んでもらい録音して、セリフを覚えるそうです。

パソコンの中の文章なら、読んでくれる人がいなくても、読み上げ機能を活用することもできます。
IT技術の進歩で、障害がある子でも、サポートを受けられるようになっています。


学習障害LDの特徴
学習障害LDの特徴。読む書く聞く話すが苦手。計算、推論、算数が苦手。


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小学生の発達障害の特徴、改善例、6歳〜12歳


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