発達障害の子は、感覚が過敏で、触れられるのを、嫌がる特徴があります。
手をつながない。幼児の発達障害の特徴、具体例
手をつながない、手をつなぐのを嫌がる特徴が、発達障害児にはあります。
神経が過敏で、手をつなぐだけで、強い痛みを感じてしまう子がいるのです。
身体の神経が過敏な場合は、肌触りによる服の好き嫌いが強くなります。洗濯のタグがついている服を嫌がったり、縫い目が大きくある服を嫌がったりします。肌触りのいい自分の気に入った服しか着ません。この特徴は、服のデザインの好き嫌いと違って、わがままを言ってるわけではありません。
神経が敏感な特徴を持つ子は、ちょっと手をつながれただけで痛みを感じたりしています。また、ちょっとした服の肌触りで痛みを感じているのです。ふれあいが嫌いなわけではないでのですが、どうしようもないのです。
うちの子の場合は。
(広汎性発達障害、軽度知的障害児)
わたしの子供は、手をつなぐのは大丈夫でしたが、服の肌触りの好き嫌いは強かったです。
服は柔らかいタオル地の服を好んで着ています。幼稚園の頃は、着る服の肌触りには、強いこだわりがありました。年齢とともに、神経の過敏さはだんだんなくなってきています。
小学校に入って服のデザインによる好き嫌いがでてきました。肌触りからデザインへと服を選ぶ基準が変わってきたときは、子供の成長を実感できました。年齢とともに、神経の過敏さはだんだんなくなってきています。
触れる感覚が過敏。幼児の発達障害の特徴、具体例
触れる感覚が過敏で、身につけること、触れられること、いろんなことを嫌がる。発達障害児の特徴の一つです。
歯ブラシで歯を磨くこと。こんな日常のことが、感覚過敏でできない子がいます。
歯ブラシで歯を磨くだけで、本人にとっては強い刺激、強い痛みを感じていることもあります。他の人にとったら何でもないことなので、本人にしか痛みや刺激がわからず、周囲の人には理解してもらえません。
触れる感覚が過敏だと、歯磨きの他にも、日常のことをいろいろ嫌がります。爪切りが苦手、耳かきが苦手、お風呂で身体をこするのが苦手。ティッシュで鼻をかむのが苦手。感覚過敏の発達障害児にとっては、強い刺激に感じるようです。
帽子をかぶらない。靴下を履かない。腕まくりが嫌い。首に巻くマフラーが嫌い。こんな服装の感覚が過敏な場合もあります。幼稚園や保育園で、みんなが被っている帽子を一人だけ被らない。一人だけ靴下を脱いでしまう。幼稚園や保育園の集団生活では、みんなと違う行動をするため困ってしまいます。
うちの子の場合は。
(広汎性発達障害、軽度知的障害児)
うちの子も、触れる感覚の過敏さがあります。
歯磨きは大嫌い。お風呂で身体を擦るのは苦手。特に耳かきは大嫌いで暴れしてました。
抱きしめると嫌がる。幼児の発達障害の特徴、具体例
抱きしめると嫌がる、発達障害児の特徴の一つです。
抱っこする、ハグする、ギュッと抱きしめる、発達障害の子は、こんなことを嫌がる特徴があります。
手をつなぐと嫌がるのと同じで、身体の神経が過敏で抱きしめるだけで、強い痛みを感じるのが、この特徴の原因です。抱きしめたり、抱っこしたり、ハグしたりすることは、親子の愛情表現なのですが、神経が過敏な特徴のある子だと、すごい圧迫感を感じてしまいます。耳かきを嫌がる、お風呂で体を擦るのを嫌がる、感覚過敏な子には、こんな特徴もあります。
発達障害で神経が過敏な特徴がある子でも、母親とふれあって抱きしめられることが嫌いなわけではありません。ただ神経が過敏で痛みや苦しさを感じてしまうだけです。
うちの子の場合は。
(広汎性発達障害、軽度知的障害児)
わたしの子供は、抱きしめることは嫌がりませんでした。
感覚過敏の特徴はありましたが、抱きしめる程度は大丈夫でした。
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