幼稚園行事を嫌がる。幼児の発達障害の特徴、具体的な改善例

      2017/07/12

幼稚園の運動会やお遊戯会などの行事を嫌がって参加できない。これも発達障害児の特徴の一つです。

幼児の発達障害の特徴、具体例。

幼稚園行事を嫌がる。

・運動会
・発表会
・バス遠足
・園外へのお散歩
・お泊まり保育
・保護者が大勢集まるイベント

こんな幼稚園の行事を、嫌がって参加しない子がいます。無理に参加させようとすると、パニックになる場合もあります。
普段の幼稚園生活と違う行事に、強い抵抗を示す特徴が、発達障害児にはあります。
また、行事があると、喜びすぎ、はしゃぎすぎになってしまうタイプの発達障害の子もいます。

うちの子の場合は。
(広汎性発達障害、軽度知的障害児)

うちの子は、それなりに行事は楽しめるタイプ、でも音や人混みが苦手でした。

うちの子は、幼稚園の頃から、それなりに行事は楽しめるタイプでした。
しかし、運動会などで大きな音がするのは苦手で、嫌がってました。幼稚園行事以外でも、大きな音は苦手です。
それと、人混みが苦手なので、保護者がたくさん集まるイベントでは、落ち着きがなくなり、キョロキョロ不安そうになっていました。

困ることは?、幼稚園行事を嫌がる。

幼稚園の行事で、みんなと同じ行動ができないと、仲間はずれの原因になります。

幼稚園の行事を一人だけ嫌がって、集団行動ができないと、先生に迷惑がかかります。お友達にも迷惑がかかり、仲間はずれの原因になります。
そして何より、せっかくの思い出になる行事なのに、障害児本人が全く楽しめません。

幼稚園行事を嫌がる。その原因は?

障害のため、いつもと違う新奇場面に強い不安を感じるのが原因です。自閉症の典型的な特徴です。

この幼稚園や保育園の行事を嫌がる特徴は、いつもと違う状況の変化に対応できないのが原因です。
・いつもと違う雰囲気になると不安になる。
・知らない場所へ行くと不安になる。
・お遊戯会で普段と違う衣装を着るのを嫌がる。
・運動会で大きな音楽が流れるのを怖がる。
・保護者が大勢やってくると不安になる。

普段と着るものが違ったり、周りの大きな音、普段と違う人がいる、いつもと違う様子を感じると不安になってしまう。そして幼稚園や保育園の行事を嫌がり参加できない。発達障害の子には、いつもと違う環境を嫌がる特徴があります。

自閉症の傾向がある発達障害児に、特にこの特徴が多く見られます。自閉症の子は、毎日の生活パターンが決まっていると、安定して過ごせますが、予定外のことに対して、強い不安を感じます。


自閉症の特徴
自閉症の特徴。人の気持ちがわからない、言葉の遅れ、運動が苦手、不器用、こだわりが強い。


幼児の発達障害の特徴
幼児の発達障害の特徴

幼稚園行事を嫌がる。改善方法の具体例、幼稚園児の発達障害

障害で、幼稚園行事を嫌がる子の改善例を紹介します。

行事に参加するため、家庭でやること。

ビデオでイメージトレーニングする。

事前に、幼稚園の運動会のビデオを何度も見て、本番の雰囲気を教えておきます。前年の行事のビデオや写真を見せると効果があります。
前年のビデオがない時には、YouTubeなどで公開されている、似た映像を見せる方法もあります。

自閉症の子は、予定されたことなら、不安なく行動できます。何度もビデオを見て行事をイメージすることで、行事の本番で不安なく行動できます。

衣装やBGMを家庭で慣れさせる。

着るものを嫌がる子には、衣装を事前に借りて、家庭で着せて慣れさせましょう。

大きな音を嫌がる子には、本番のBGMと同じ曲を家庭で聞かせて、事前に慣れさせましょう。本番と音量は違いますが、自分の知っている曲だと、落ち着いて行動できることがあります。
運動会の笛の音などは、練習風景をビデオで撮影して、小さい音量で笛の音を聞かせて、慣れさせましょう。

行事に参加するため、幼稚園に期待すること。

障害のことを先生にお願いしましょう。

発達障害児への配慮

自閉症の傾向がある子は、わがままで行事を嫌がってるわけじゃありません。そのことを、幼稚園の先生に理解してもらいましょう。
運動会や発表会の練習では、幼稚園や保育園の先生が、とても忙しくなります。そんな中でも、障害の持つ子のサポートをしていただけるように、障害の特徴を先生に説明して理解してもらいましょう。

お友達に世話を頼む。

仲の良い子、面倒見の良い子、そんな子の隣にしてもらい、行事では、その子に障害を持つ子の世話を頼んでもらいましょう。
しっかりした子と一緒なら、そのお友達に誘導されて、みんなと一緒に行動できることがあります。
大人からやらされるのではなく、子供は子供同士で教えあうほうが、発達障害を持つ子も安心できます。

加配の先生がいる場合は。

担任の先生の他に、サポートの加配(かはい)の先生がついてくれる場合。
行事の本番では、担任の先生は、全体の指導で手が離せません。加配の先生がいれば、障害児へ個別の対応がお願いできる場合があります。

どうしても、みんなと一緒に行動できない場合は、
・端っこで参加させてもらう。
・遠くで見学だけさせてもらう。
・できる部分だけ参加する。
そんな対応を加配の先生にお願いしましょう。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

障害児に効果なし。

強制的に参加させる。

障害を持つ子に、強制的に行事に参加させても、嫌な経験だけが記憶に残り、その後、ますます行事への参加を嫌がるようになります。
発達障害児が、行事を嫌がるのは、わがままが原因ではありません。無理矢理やらせると、自閉症の傾向がある子の不安は、激しくなり、パニックになることもあります。
障害を持つ子には、焦らず、ゆっくり時間をかけて、慣れさせることが大切です。


幼児の発達障害の特徴
幼児の発達障害の特徴


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