改善例:変化が嫌い、学校行事が苦手。小学生の発達障害

      2016/09/19

変化が嫌い、学校行事が苦手。改善方法の具体例、小学生の発達障害

いつもと違うことが嫌い、時間が変わる、場所が変わる、急な変更があるとパニックになる。授業の時間割が変更になると不安になる。運動会や遠足など学校行事に参加するのが苦手。
発達障害、知的障害のため、変化が嫌い、学校行事に参加できない子の改善方法の具体例を紹介します。

家庭でやること、発達障害児に改善効果あり。

予定表を作る。

学校行事などの予定表を作って、どんな内容があるのかを障害児に理解させましょう。運動会、遠足などの学校行事の予定表を家庭で作って、子供にどんなことがあるのかを教えておきましょう。運動会では大きな音で音楽が流れる、大勢の人が運動会を見に来る、雨天で延期になる、このように行事が普段と違うことを事前にイメージトレーニングしておきましょう。

いつもと違うことをしてみる。

いつもと違う道を通ってみる。いつもと違う部屋で食事をする。いつもと違う部屋で寝る。家庭でいつもと違うことをやってみて、急な変化に対応する練習をしましょう。変化への対応を、ちょっとずつ簡単にできることから練習を始めましょう。

他の原因を特定する。

変化が嫌いではなく、何か他の原因がある場合もあります。例えば、大きな音が嫌い、大勢の人が嫌い、動物が嫌い。こんなことが原因で学校行事に参加できない場合があります。 運動会が苦手なのは、いつもと違う雰囲気が原因なのではなく、単にかけっこのスタートのピストルの大きな音が嫌いなだけ。遠足の途中でパニックになるのは、途中に犬がいただけ。こんな子の場合は、その原因となることを特定すれば、比較的簡単に対応できます。

学校に期待すること、発達障害児への配慮

時間割が急に変更になるときは、先生が忙しい場合が多く、障害児に対しての特別な対応が難しい場合があります。学校行事の場合も、先生が特定の子だけへの対応が難しくなります。担任の先生だけじゃなく、保健室の先生や、補助的な先生などの協力が得られるように、普段から学校へ希望を伝えておきましょう。

学校行事は見学させる。

通常の体育の時間では、体調不良の子は見学をします。学校行事でも「見学」させてもらいましょう。運動会に参加できない場合は、集団の外から見学をさせてもらう。体育館の行事では、体育館の隅か、体育館の外から見学させてもらう。遠足は、自動車で移動させてもらう。
発達障害、知的障害で学校行事に参加できない子は、体調不良の子と同じ対応をお願いしましょう。

静かな所で落ち着かせる。

障害児が強い不安から、集団と同じ場所に居れなくなったり、パニックになった場合は、静かな所で落ち着かせましょう。学校の保健室、職員室、誰もいない教室、静なところで気持ちを落ち着かせましょう。先生が付き添えない場合でも、障害児だけ静な所に移してもらいましょう。付き添いの先生がいないからといって、パニックになったまま、集団と同じ所に居ても、状態は改善されません。

ダメな例、発達障害児には効果なし。

無理に参加を強制する。

障害児本人が嫌がることを、無理に参加を強制させるのはやめましょう。発達障害、知的障害を持つ子は、わがままを言ってるわけではありません。障害のため急な変化や、学校行事に上手く対応できないのです。
障害児本人が強く不安を感じている状態で、強引に参加を強要すると、パニックになったり、本人が否定的な考えを持ち、より深刻な状態となる場合があります。


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発達障害・知的障害の特徴

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